AGA

AGA(薄毛・男性型脱毛症)
「最近、抜け毛が増えてきた」「鏡を見るたびに、生え際や頭頂部が気になる……」 そんなお悩みはありませんか?AGA(男性型脱毛症)は進行性の疾患であり、放置すると薄毛は徐々に進んでしまいます。しかし、早期に適切な治療を開始することで、その進行を食い止め、改善することが見込めます。
当院では、医学的根拠に基づいた治療を行い、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた発毛・育毛をサポートいたします。
1. AGA(男性型脱毛症)とは?
AGA(Androgenetic Alopecia)は、思春期以降の男性に多く見られる、徐々に髪が細く短くなっていく進行性の脱毛症です。日本人男性の3人に1人がAGAと言われており、20代から発症する方も少なくありません。
主な特徴
- 進行性: 何もしないと髪の数は減り続け、薄毛が広がります。
- 特定のパターン: おでこの生え際(M字型)や頭頂部(つむじ周り)から薄くなるのが特徴です。
- ヘアサイクルの乱れ: 髪の毛のライフサイクルにおける「成長期(髪が太く長く育つ時期)」が極端に短くなり、十分に育つ前に抜けてしまいます。
2. AGAの原因
AGAの主な原因は、男性ホルモン(DHT)の影響と遺伝です。
男性ホルモンとDHT
テストステロンという男性ホルモンが、頭皮にある酵素(5αリダクターゼ)によって、より強力な「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されます。このDHTが毛乳頭細胞に作用し、髪の成長を止める信号を出すことで、薄毛が引き起こされます。
生活習慣の影響
直接的な原因ではありませんが、ストレス、睡眠不足、偏った食事(栄養不足)、喫煙などは血流を悪化させ、髪の成長を妨げる要因となります。
3. 当院での治療方法
皮膚科専門医が、科学的根拠に基づいた治療薬を組み合わせて処方いたします。
① 内服薬(守りの治療)
抜け毛の原因となるDHTの生成をブロックし、ヘアサイクルを正常化させます。
- フィナステリド(プロペシアジェネリック):
II型5αリダクターゼを阻害し、抜け毛を抑制します。 - デュタステリド(ザガーロジェネリック):
I型・II型両方の酵素をブロックし、より強力に進行を抑えます。
② 外用薬(攻めの治療)
- ミノキシジル外用液:
頭皮の血流を改善し、毛母細胞を直接活性化させて発毛を促します。日本皮膚科学会のガイドラインでも最高ランクの推奨度A(行うよう強く勧める)とされています。
4. 治療の経過と注意点
AGA治療は「短距離走」ではなく「マラソン」です。効果を実感するまでには時間がかかります。
| 治療経過 | 詳細 |
|---|---|
| 効果判定の目安 | 最低でも6ヶ月間の継続治療が必要とされています。 |
| 初期脱毛 | 治療開始から10日〜1ヶ月頃に、一時的に抜け毛が増える場合があります。これは、新しく強い髪が古い髪を押し出している「薬が効いている証拠」ですので、自己判断で中断しないことが大切です。 |
| 副作用について | 性欲減退や肝機能障害などが稀に(1〜5%未満)報告されています。当院では定期的な血液検査等を行い、安全に配慮して治療を進めます。 |
5. 日々の生活で気をつけること
治療の効果を最大限に引き出すために、以下のポイントを意識しましょう。
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 栄養バランスの良い食事 | 髪の主成分であるタンパク質、亜鉛、ビタミンを積極的に摂りましょう。 |
| 質の高い睡眠 | 髪の成長を促す成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。 |
| 禁煙・節酒 | 血管を収縮させるタバコや、肝臓に負担をかける過度な飲酒は控えましょう。 |
| 正しいシャンプー | 頭皮を清潔に保ち、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。 |
6. 皮膚科クリニックを受診するメリット
インターネットでの個人輸入による薬の購入は、偽造品や重篤な健康被害のリスクがあり皮膚科医としてはオススメできません。医療機関を受診することで、以下のようなメリットを享受できます。
- 正しい診断: 円形脱毛症や脂漏性皮膚炎など、他の脱毛症との見極めが可能です。
- 医薬品副作用被害救済制度: 国内正規品の処方であれば、万が一の副作用の際にも公的な救済制度の対象となります。
- 経過観察: 医師が頭皮の状態を定期的にチェックし、処方調整を行います。
「まずは相談」が未来の髪を守ります
AGAは早期発見・早期治療が何より重要です。「まだ大丈夫」と思わず、小さなきっかけでもお気軽にご相談ください。
医療法人社団恒潤会(大井町駅前皮ふ科)
山本亜偉策
